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執筆者の写真中川 綺菜

SDGsカフェ 〜「スポーツ×SDGs」から考える金沢の可能性〜

今回のSDGsカフェは、スポーツ×SDGs。金沢市役所企画調整課の笹間彩さん、ツエーゲン金沢(サッカークラブ)で事業企画部次長兼ホームタウン推進室室長を務める灰田さちさん、慶応義塾大学大学院特任助教を務める高木超さんのお話です。


まず始めに、笹間さんはSDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」を金沢から実践していきたいと話されました。そのためには、2030年の金沢を想像し、何が問題になっているか?といった問題に想像力は働かせ、子供たちに引き継ぐべき金沢の姿を描くことが大切です。バラバラではなく、皆が共通のゴールに向かって進んでいける町はとても素敵ですね。皆さんも一度、自分の住んでいる町の2030年の姿を想像してみてはいかがでしょう?


次に、灰田さんは、「ツエーゲンとSDGsの繋がり」についてお話されました。ツエーゲンのクラブ理念は「挑戦を、このまちの伝統に。」であり、これを実現するために「つなぐ」「楽しむ」「夢見る」「育てる」「つくる」の5つの価値で活動しているそうです。例えば、訪問サッカー教室や、サッカーチームのサポートなど、年に250回ものホームタウン活動(=地域の方々と交流する活動)を実施しています。地域の方々と一緒にまちを活性化していくことは素敵なことですね。そして、これからもSDGsに合致するような活動を展開していくと話を締め括りました。


最後に、高木さんは「サッカーJリーグを絡めてSDGsをどう使うか」についてお話させました。とあるサッカーチームは市内の小学生に計算ドリルを配ったり、海外では、スタジアムの電気を全て太陽光発電で賄うといった取り組みがなされています。これらの活動はSDGsが有効に使われていると言えますね。私自身、サッカー関連でこのような取り組みをされているとは知りませんでした。皆さんも他にどんな活動が行われているか、ぜひ調べてみてください。


講義終了後、5つのグループに分かれて「SDGsとスポーツを掛け合わせて金沢SDGsを推進するにはどんなプロジェクトが良いか?」,「プロジェクトには、どんな人とどんな人が協力すべきか?」ということについて話し合い、発表が行われました。ここでは、障がい者の方やお年寄りが行きやすい環境整備や、子供と選手との交流機会をつくるなど、各グループで沢山の意見が出ました。これらが実現出来たら素敵ですね。


私たちにとって身近にある「スポーツ」。金沢では、たくさんの人の心を動かす存在であり、SDGsの貢献にも繋がっています。SDGsとスポーツの繋がりについて知ると、もっとスポーツが楽しめると思いませんか?


これでSDGsカフェ#10の記事は終わりです。ご覧いただきありがとうございました。


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