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執筆者の写真富樫 美郁

SDGsカフェ 〜「2030年こんな会社が会ったら働きたい!」社会に求められる企業経営の姿とは〜

2019/7/26


まず、皆さん「イクボス」をご存知でしょうか?

金沢イクボス企業同盟の安江さんによると、「イクボス」とは

・部下のワークライフバランスを考えられる

・結果も出しつつ仕事も私生活も楽しむ

ことができる上司のことだそうです!


この会では、2030年に自分はどう働いているのか二人の大学生に想像して発表してもらう時間がありました!



一人目の中西辰慶(たつよし)さんは、東京都出身の金沢大学2年生。


彼の2030年は「コスパがいい仕事をしたい!」とのこと!

彼の中の「コスパの良さ」とは楽をしていい給料をもらう。のではなく、自分の時間が確保できて、学んだり、成長を感じたりすることができ、その先に自己実現ができることを指すそうです!

2030年には、週休3日制になっていると予想。そして3日のうち、1日は休養、2日は教養に当て、新しいスキルに習得していくためにも、週休3日に対応していく企業の柔軟性が欲しいと感じているそうです。また、仕事を離れ学び直ししたい時も、企業はそれを後押ししてくれ、戻ってくることができる制度や仕組みが整っていて欲しいともおっしゃっています。



二人目の戸上玲央さんは、金沢市出身の明治大学4年生。


彼の2030年は「地域の稼ぐ力向上支援をしたい!」とのこと!

これからの中核都市の発展を担っていける、そのモデルケースとなり得る金沢市や石川県で、魅力的な新事業の創出やそれを軌道に乗せることに関わっていたいという!また、若者の東京流出を防ぐためにも重要になると考えているそうです!

魅力的な新事業が生まれるためには、企業だけが頑張るのではなく、産官学などの連携も必要。様々な分野の方ともつながり、調整してアイディアを形にしていけるような実務力も必要だと考えているそうです。

そんな戸上さんは、会社は残業がなく、職種にも縛られず、育児の関わり方など、自分にあった選択ができる企業に席を置きたいとのこと!2030年までに、人間力、実務力をこの先の10年で身につけたいとのこと!




お二人の話はどうでしたか?この編集をしている私も大学生なのですが、

10年後のことをこれほど考えている人がいて凄いなと思いました。自分が働きたいと思う会社だけでなく、自分が会社とどのように関わっていきたいかも考えないといけない。そこまで考える時代なのだなと思いました!


働きがいのある会社ランキングで6年連続ランクインするなど、働き方改革をやっている人たちの間では知らない人はいないサイボウズ株式会社で、社長室フェローをされている野水克也さんからは、2人の学生の発表を受けての話題提供として、サイボウズが就職したい企業のトップクラスになった理由を説明していただきました。


そもそもサイボウズとは、企業向けのグループウェアのソフトを作っている会社です。学生からの人気は高いとのこと!


人口の大幅な増加など、社会が大きく変化している中、日本は変わらず30年過ごしてきました。その中、野水さんは「これからの企業は、環境の上に成り立ち、多様性を担保していないといけないし、その上で、儲けるというビジネスモデルをつくっていかないと成り立たないというのがSDGs的な企業のあり方。」とおっしゃっています。また、社員の一生を保証することを会社に求めることは「もう幻想だ」とも言います。(びっくり…)


企業も学生もそれぞれが自分や社会について考えるというとってもいいきっかけになる会だと思います!

その後、質問コーナーもあったみたいです。

皆さんも、気になったらぜひこちらを覗いてみて下さい〜

皆さんはどんな生き方をしていきたいですか?

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