参加者:SASS実行委員 北村理紗、大川真央、富樫美郁
こんにちは!実行委員代表の北村理紗です!
今回は、千葉県館山市を訪問し、Tokyo Startup Gatewayファイナリスト/日経ソーシャルビジネスコンテスト ファイナリストである、木更津高専3年の原田そらさんを訪ねました。原田さんは、農業体験アプリをつくろうと考えていて、その農業体験をしつつ、農家さんや移住者支援を行っている方々のお話を伺いました。
まず、安西農園(Anzai Farm)代表の安西さんのお話をお聞きしました。
マルイで10年働いていた時、お父さんが脳梗塞になってしまったことをきっかけに生まれ育った館山に戻ってきた安西さん。実家が農家だったこともあり安西さんも農家を引き継ぎました。近隣農家のお話を聞く中で、どのくらい利益があるか、原価がどのくらいかを農家さん自身が知らないことに驚いたといいます。そこで、そこから利益を洗い出した上で原価から計算して野菜等の生産物の値段を決めていくお手伝いもするようになったそうです。現在では、「百笑園」という直売所を開きお客さんと交流を深めています。また、大学生や高校生、地元の小学生たちが安西さんのお話を聞きにきたり、農業体験をしたりする中で、農業に興味を持ったり、気づきや学びを得て繋がりが生まれていくことがとても楽しいとお話されていました。パワフル前回の安西さんにとってもパワーをもらいました!
(安西農園、百笑園についての詳細はこちら)
お話を聞いた後は、農業体験!今は畑にレタスが広がっており、そのレタス畑で作業をお手伝いしました。いもほり、いちご狩り、ブルーベリー狩りなど収穫体験は何度かやったことがあるのですが、野菜は今回が初めてでした。コロナであまり体を動かしていなかったのもあり、汗だく。安西さんに教えてもらいながら、みんなで一緒に体を動かせてとっても楽しかったです^ - ^
その後は、移住者支援を行っている NPO法人おせっ会 理事長の八代さんにお話を伺いました。もともと、お父さんのお仕事の関係で地域を転々としていた八代さん。中学生の頃、両親の故郷である館山で初めて社宅ではない家に住んだそうです。その後高校では館山から離れたそうですが、やはりこの地には両親が育ち、自分の血に流れているというところから、愛があることを感じたといいます。現在、おせっ会で取り組んでいるのは移住・定住支援です。館山の空き家は需要がある一方、売り手や貸し手がなかなか足りていないという現状があるようです。実際に私たちが行ってみても、住みやすく過ごしやすい雰囲気を感じました!
(NPO法人おせっ会 の詳細はこちら)
最後はみんなで夕日をみて、帰りました!
原田くん、安西さん、八代さん、ありがとうございました!
このインタビュー動画は、SASS2020公式Youtubeに掲載予定です。そちらもぜひご覧ください。
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