おはようございます(^○^) 学生代表のリサです!
先日、北海道札幌市、下川町、東川町を訪問し、お話を伺ってきました!
参加した実行委員:北村理紗、小林真緒子
最初に札幌市を訪問し、札幌市役所 環境局環境計画課の佐竹さんにお話を伺いました。札幌市は2018年にSDGs未来都市に選定されました。北海道では、冬の寒さから暖房のために使うエネルギー量が本州の4〜5倍である等をはじめとする状況があり、環境問題に取り組もうという話が出たそうですが、最初はSDGsに取り組むことへの費用が懸念されており、なかなか話が進まなかったそうです。しかし徐々に気候変動などの問題が周知されていき、関心を持つ人が増えていいったといいます。
また、札幌市ではフェアトレードにも取り組んでいます。そもそもフェアトレードとは、発展途上国の方々が持続可能な生活を送れるように、また低賃金や児童労働などの問題がないように、生産物を適正価格で買うというものです。札幌市はフェアトレードタウンとして、市民団体や大学、高校などとも協力しながら取り組んでいます。北海道のものを、北海道で作る、消費するという持続可能なエシカル消費を広めていこう目指しています。
次に、下川町を訪問し、NPO法人森の生活の代表、麻生さんにお話を伺いました。下川町は2018年にSDGs未来都市に認定されていり、SDGsを踏まえてまちの総合政策を決めていっています。NPO法人森の生活では、大人から子供まで森と触れ合うことをコンセプトに環境教育に取り組んでいます。下川町には、エネルギッシュな「変人」が多く、周りに変に気を使わずにその人らしさを発揮できている人が多いといいます。麻生さん自身ももともとは名古屋出身で、北海道大学農学部に進学し、一旦関西に戻ってから北海道に移住されました。下川町では、間引きなどで伐採される木を、チップ状にして木質エネルギーを生み出し、それが地熱や温室を使ったきのこ栽培などに繋がっています。
最後は東川町を訪問しました。東川町は、写真の町として知られています。東川町では毎年写真コンテストを開催しており、写真映えするオシャレな町並みが広がっています。また、北海道で唯一まち全体の水が地下水でまかなわれていることも特徴的です。町中には井戸があったり、少しいけば湧水を汲めたり、東川町ではおいしい水を飲むことができます。
また、循環型の次世代小学校があり、寒い冬に暖房を一切使わなくても暖かく保てる構造になっていたり、地産地消の給食にこだわっていたりします。また、この小学校の旧校舎は日本で唯一の町営の日本語学校として活用されており、ダイバーシティー溢れる町です。
他にも、SDGs未来都市として認定されている地域があるので、ぜひ調べてみてください!また、今回のインタビュー動画はsass2020のYouTubeチャンネルに投稿されるので、ぜひご覧ください!
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